スキー学校指導員の後、1990年毎日新聞社入社。96年からパラスポーツを取材。大阪運動部、編集制作センター、毎日文化センター広島館長、社長室委員、オリンピック・パラリンピック室委員などをへて2021年10月から現職。22年4月にレアル・マドリード大学院のスポーツマネジメント・エグゼクティブMBAを取得した。
【主な資格等】上級障がい者スポーツ指導員、日本スポーツ協会公認水泳コーチ1(旧指導員)、全日本スキー連盟クラウン・プライズ、剣道二段、日本ボッチャ協会指導員、全日本野球協会公認野球指導者基礎Ⅰ U-12、全日本軟式野球連盟 公認学童コーチ、ホームヘルパー2級、公益財団法人認知症予防財団認定講師、広島県観光連盟(HIT)「ひろしま観光大使」、東京都消防庁 上級救命技能認定(自動体外式除細動器業務従事者)、(一社)日本ユニバーサルマナー協会 ユニバーサルマナー検定2級
Voicy「パラっと!~声のパラスポーツ事典」担当。
https://voicy.jp/channel/2019
【パラスポーツについて】
障害のある人(車いす利用者)による国際スポーツ大会が「パラリンピック」と名づけられたのは、1964年の東京五輪後に開かれた大会からです。そのパラリンピックが1年間の延期をへて2021年、東京に戻りました。夏季五輪の開催地で、2回目のパラリンピックを開くのは初めて。また、五輪に引き続いてパラリンピックを開いた都市に、パラが戻るのも、世界初でした。
私がパラスポーツの取材を始めた二十数年前には、スポーツ面にパラの記事が載ることはまれでした。2013年に東京にオリンピックとパラリンピックが戻って来ると決まり、その後、ようやくパラスポーツは、スポーツの一分野とみなされるようになったと感じています。そういった経緯を踏まえて、パラスポーツの魅力と現状、課題を紹介したいと考えています。
毎日新聞社に入社する前、信州の白馬・岩岳スキースクールで3シーズン、スキーを指導していました。また、水泳コーチ1(旧指導員)、上級障がい者スポーツ指導員、ボッチャ指導員の資格を持っています。これまで、スポーツにいろんな立場で向き合った経験や、取材等を通じて感じたことを踏まえて、2020年からその先へのヒントを、聞いてくださる方々と、一緒に考えたいと思います。
【「『はだしのゲン』を英語で読む」について】
広島の文化センターに勤務していた時、中沢啓治さん作の「はだしのゲン」の英語版(全10巻)を講読する講座を発案し、その内容を踏まえた本「『はだしのゲン』を英語で読む」を毎日新聞出版から発刊しました。講座開設と出版に込めた思いを語ります。