講師プロフィル

戸田 栄
とだ さかえ 戸田 栄

高知県

1987年入社、大阪社会部など。部落問題と原爆がライフワーク。2009年に「無保険の子救済キャンペーン」で日本新聞協会賞、坂田記念ジャーナリズム賞を受賞。 

共著に「部落解放論の最前線」「京都の部落史」など。

1)部落問題、またこの問題を中心にして考える人権問題
 「部落問題とはなにか」「江戸時代以前にさかのぼる部落問題」「日本の人権問題の中核にある部落問題」という基本編から、略歴に記したような近現代の部落問題まで。世界でも有数の人権博物館だった大阪人権博物館がテーマの「無念の休館 大阪人権博物館 の35年」、行政が被差別部落があるのにないものとしてきた地域を問う「ゼロの戦後解放史~富山・石川の部落問題」など。だいたいのことは話せると思うので、ご相談ください。

2)広島原爆関連 
 小中~大学で、原爆の基礎的を話す課外授業的な講演の経験あり。原爆のメカニズムと3種類の様態別の被害などをスライドを使って説明し、合わせて取材などのエピソードを話した。このほかに、相手の求めに応じ、原爆で死んだ毎日新聞の先輩記者の話(当時の報道について考えながら)、原爆孤児、「はだしのゲン」(作者と会ったことがあるため)などで講演の経験がある。紙面長期連載に広島原爆による白血病で死んだ毎日記者を描いた「恐るべきかな原爆」、さらに広島の被差別部落の被爆と丸木夫妻の絵をテーマにした「『原爆の図』を追う 描く差別の真相は?」。多くのテーマに対応できると思うので、ご相談を。
3)①と②の交点にある、「被差別部落の被爆」で何回か講演経験あり。
4)2009年の新聞協会賞を「無保険の子」キャンペーンで受賞しており、このテーマでも話せる。無保険の子報道は、多数の記事を書きつないで世論を喚起し、これを背景に社会制度の変革を目指す「キャンペーン報道」を採用した。記事の掲載の経緯とそれに伴う社会、政治の動きを説明すると、報道はどういうものかがよくわかり、好評だった。また報道の手法の解説を通じて「報道とはなにか」を考える講演もしたことがある。
5)「ジャーナリズムとはなにか」のようなテーマでも何度か講演経験あり。北朝鮮国境の中国・延辺自治州で北朝鮮の飢餓から逃れてきた人たちを取材した時の体験談を交えたり、事件記者時代や地方政治の取材経験などをまじえて。

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