長崎県佐世保市出身。防衛大学校を卒業後、任官を辞退して、翌1983年、毎日新聞社に入社。社会部、サンデー毎日編集部、夕刊編集部、前橋支局長などをへて現職。著書に『宮崎勤精神鑑定書』、『純子と摩樹子 二人の多重人格者』『自衛隊指揮官』(講談社)、『ぼくたちが日本のお年寄りに教わったこと』『自衛隊と東日本大震災』 『出動せず』(のちに新書として改訂『沈黙の自衛隊』、ポプラ社)、 『自衛隊のリアル』(河出書房新社)など。最新刊は「これからの葬儀の話をしよう」(毎日新聞出版)
記者になって30年余。平成期を主に社会部記者として現場を歩いてきました。いまのテーマは、「死」の前と後を通してとらえる「周死期」。人が老い病を得て介護され、みとられていき、そして葬儀や墓の問題と向き合う。本人とその家族のさまざまな思いを聞き、社会のありようについて現場で考えてきました。死生観についても思いを伝えていきたいです。
また平成期に激変した自衛隊のありかたについても、幹部・隊員の知己が多いという立場から私なりに考えています。
それから、「文章の書き方」。30年以上、毎日、文章は書き続けていますから、コツは知っています。伝え方のコツさえわかれば、「書く」という作業が楽しくなります。